
【天霧玲子】0か100かの考え方とは?🌸~占い師と心理士の視点から考える~🌸
0か100かの考え方とは?占い師と心理士の視点から考える
おはようございます。天霧玲子です。
三寒四温ということば
春が近づくにつれ、
そのことばを
実感しながら
春を待つ今日この頃。
今日お休みの方、
ゆっくり過ごしてくださいね。
今日お仕事の方
お疲れ様です。
今日は「頑張りすぎる方」に
向けたお話をさせて
いただきたいと
思います。
「完璧にできないなら意味がない」
「成功しないならやるだけ無駄」
——このような極端な考え方を
してしまうことはありませんか?
これは「0か100か思考
(オール・オア・ナッシング思考)」
と呼ばれるもので、
占いの相談でも
心理学の世界でも
よく見られます。
この考え方が強すぎると、
日常生活や仕事、
人間関係において
ストレスを感じやすくなることも。
今回は、占い師と心理士の視点から
「0か100か思考」の問題点と、
バランスの取れた考え方を
するためのヒントをお伝えします。
① 占い師の視点:運命は0か100かではない
占いを受けに来る方の中には、
「この仕事を続けるべき
か辞めるべきか」
「あの人との縁は
あるのかないのか」と、
白黒はっきりさせたい人が
多くいます。
しかし、運命は0か100かで
割り切れるものではありません。
たとえば、仕事を続けるか
辞めるかの間には、
「環境を変えてもう少し続ける」
「副業を始めて様子を見る」
といった選択肢もあります。
また、恋愛においても
「運命の相手かどうか」よりも、
「関係をどう育てていくか」が
大切です。
運命は自分の行動で変えられるもの。
占いは未来を断定するものではなく、
可能性を広げるツールだと考えましょう。
② 心理士の視点:0か100か思考の心理的な影響
心理学では、
0か100かの思考は
「認知の歪み」(バイアス)」
の一つとされています。
この考え方が強いと、
以下のようなデメリットがあります。
- 自己評価が極端になる:「少しミスをした=私はダメな人間だ」と思い込みやすい。
- 挑戦することを恐れる:「完璧にできないなら最初からやらないほうがいい」と考えてしまう。
- 人間関係がギクシャクする:「この人はいい人/悪い人」と極端に分類してしまい、ちょっとしたミスで相手を拒絶しやすい。
このような思考に陥らないためには、「グレーゾーンを受け入れる」「小さな成功を認める」ことが大切です。
③ バランスの取れた考え方を身につけるには?
では、どうすれば
「0か100か思考」から
抜け出せるのでしょうか?
- 70点でOKと思う:完璧を目指さず、「とりあえずやってみる」ことを大事にしましょう。
- 「5段階評価」を意識する:物事を「良い・悪い」ではなく、「1〜5の段階」で考えると、極端な判断を避けられます。
- 「途中経過」に目を向ける:結果だけでなく、成長の過程を評価することで、前向きな気持ちになれます。
まとめ
「0か100か思考」は、
占いの世界でも
心理学の世界でも
よく見られるものです。
しかし、運命も人生も白黒ではなく、
無限の可能性があります。
極端な考えにとらわれず、
「今できること」に
目を向けることが大切です。
バランスの取れた考え方を
身につけることで、
人生はもっと楽に、
そして豊かになりますよ!
もうすぐ春!!
新しいことに
チャレンジして
みてくださいね!!