ブログ

2025 / 04 / 22 ブログ, 天霧 玲子, 新着情報 天霧 玲子

人生の教科書

占いは当てにいくものじゃない。“あなた”を取り戻す旅のコンパス。

おはようございます。

天霧玲子です。

サクラもすっかり葉桜になり、

初夏の装いになってきましたね。

「この先どうなりますか？」

「私は幸せになれますか？」

占い師として、

心理士として、

何千人もの“心の声”を聞いてきました。

そしてあるとき、ふと気づいたんです。

みんな“未来”を知りたいんじゃない。

本当は、“今の自分”を肯定したいだけなんだって。

占いは、未来を当てるものじゃない。

それは“あなたを取り戻す”ためのコンパス。

迷子になった心を、自分自身に還すためのツールです。

ここでは、心理学と占いの視点から

「人生の教科書」として、

大切にしてほしい

3つのポイントをお届けします。

---

①「未来が見えない」は、実は“今”が見えていないサイン

未来が不安になるとき、

多くの人は「まだ起きていないこと」

に怯えています。

でも心理学的に見れば、

その不安の正体は“今”に対する迷い。

たとえば、「本当は無理してる」

「嫌われたくなくて自分を押し殺してる」

そんな自分を見ないふりしていないでしょうか？

占いが当たる・当たらないよりも

大切なのは、

その言葉に、あなたが「ドキッ」としたかどうか。

それが今の心の声。

占いは、心の奥に隠れていた

“本音”を拾い上げる手段なのです。

---

② 迷っていい。むしろ、迷える人ほど“自分軸”を持てる

「私って優柔不断なんです」って

落ち込む人ほど、

実はとても繊細で真面目。

迷えるのは、ちゃんと

“自分の選択”に

責任を持とうとしている証拠です。

心理学では、

それを「内的動機づけ」といいます。

占いで「こうなりますよ」と

言われてホッとするのは悪いことじゃない。

でもその先、

「じゃあ私はどうしたいんだろう？」って

考えることが大事。

未来を“当てにいく”のではなく、

未来を“選んでいく”力を育てること。

それが、本当の意味での

「自分軸を持つ」ということです。

---

③ “答え”は外にない。あなたの中に、もうある。

「私ってどうすればいいですか？」

「何が正しいですか？」

——その答え、実はあなたの中にすでにあります。

ただ、傷ついた経験や、

人の期待、

恐れや不安で覆われて、

見えなくなってるだけ。

占いはその“答え”に気づくヒントであり、

心理学はその“答え”を

受け入れる土台を作る手助けになります。

私たちはただ、

「あなたがあなた自身の声に還っていく旅」の

少し先を歩いてるだけの案内人です。

---

🍃最後に・・🍃

誰かの言葉じゃない。

世間の正解じゃない。

あなたの心が「そうだ」って

震えたその瞬間こそが、

人生のコンパス。

迷ったとき、疲れたとき、

そっとこの教科書を開いてください。

“あなた自身”に還る旅は、そこからまた始まります。