
«華月»【138】その辛さの正体は、被害者意識。
「なんで私ばっかり…」
「どうして、あんなことされたんだろう」
「私は悪くないのに…」
そんなふうに、
思ってしまう事もあると思う。
理不尽なこと、許せないこと、
怒りや悲しみを感じる出来事は、
人生の中で何度も訪れる。
だけどもし、
心のどこかで“私は被害者だ”と
感じ続けているとしたら、
その想いは、あなたの魂を
ゆっくりと蝕んでいます。
被害者でいれば、
守られている気がする。
責任を持たなくていいし、
間違うこともない。
「悪いのは私じゃない」と
言える安心感が、そこにはある。
でも同時に
周囲の人すべてが
「敵か味方か」に見えてしまう。
誰にも理解されない孤独感や
自分で何かを変える力を失っていく。
スピリチュアル的に見ても、
エネルギーの流れが止まっている状態。
スピリチュアルの世界では、
「現実は自分の放っている周波数(エネルギー)が
作っている」と言われています。
だけど、被害者意識のままでいると、
エネルギーは内側に流れていかず、
外に向かって“誰かのせい”に流れていく。
それはつまり、
他人軸で生きている状態。
その状態はあなた自身の直感や
高次元からのメッセージが受け取りにくくする。
沢山傷つく事もあったと思います。
“誰かのせい”ではなく、
“自分の人生”を、
取り戻すことに
意識のシフトチェンジが必要です。
抜け出すための小さな一歩。
傷ついてすぐにポジティブになんて、なれない。
だけど、少しずつ、“自分に戻る”ことはできる。
「どうして私ばっかり」ではなく、
「私はどうしたいか」と問い直す。
日記に本音を書く時間を持つ。
信頼できる人に、
自分の弱さを吐き出してみる。
深呼吸して、自分の胸に手を当てて
「私はもう大丈夫」って言葉にする。
自分の人生は自分で
選んで決める事が出来る。
逆に言ったら自分にしか
それは出来ない。
立ち止まってもいいけど、
沢山休んだら少しずつ動きましょう。
過去に何があったとしても、
誰にどんな傷を負わされたとしても、
自分の未来は自分で作るしかない。
自分の人生をは自分で掴んでいきましょう。