
【天霧玲子】人生の教科書 ~絶望したときの気持ちの持ち方~
人生の教科書 ~絶望したときの気持ちの持ち方~
にんにちは。天霧玲子です。
やっと休みです。
ゆっくり休んでいますか。
繊細さんにとって
休みの日は
「1人反省会」になってませんか?
誰にも話せない絶望。
朝が来るのが怖い夜。
そんな日が、
あなたにもあったのではないでしょうか。
でも、安心してください。
絶望は「終わり」ではなく、
心の「リセットボタン」なのです。
今日は、
占い師として心の運命を読み解き、
心理士として心の奥深くを
見つめてきた私から、
「絶望」を乗り越えるための
3つの教えをお届けします。
1.「絶望」は魂の再起動ボタン
絶望の中にいるとき、
人は「もうダメだ」と感じます。
でも、それは“魂が新しい生き方を
望んでいるサイン”でもあるのです。
タロットで「塔」のカードが
出たとき、
それは崩壊を意味しますが、
同時に「新たな始まり」
でもあります。
心理学でも「アイデンティティの崩壊」は、
新しい自分に
生まれ変わる第一歩とされています。
苦しいときこそ、変わるチャンス。
古い価値観を手放し、
心をまっさらな状態にしてみてください。
きっと、魂は再び光を見つけ出します。
2.「感じきる」ことで心は軽くなる
「泣いちゃダメ」「強くならなきゃ」
——そう思っていませんか?
でも、感情は無理に押さえ込むほど、
心の奥に重く沈んでしまいます。
心理学には「感情の解放」
という考えがあります。
涙は、心の浄化です。
怒りは、自分を守ろうとする力。
悲しみも、不安も、
全部あなたを守るために
出てきた大切なサインなのです。
占星術でいうと、
月があなたの「内面」を司ります。
月が曇る夜もありますが、
それでも月はいつもそこにあります。
自分の感情を否定せず、
ただ感じてあげてください。
「つらかったね」——
そう心に話しかけるだけでも、
優しさは力になります。
3.「誰かとつながる」ことが希望になる
人は一人では生きていけません。
けれど、絶望の渦中にいると
「誰にも頼れない」と感じてしまうものです。
でも実は、
ほんの少しの“つながり”が、
奇跡のような力をくれます。
占いの鑑定でも、
たった一言の言葉が人生を
変えることがあります。
心理の現場でも、
誰かに「話を聴いてもらえた」
だけで、心が解けていく人がたくさんいます。
あなたがいま、
孤独の中にいたとしても、
この文章を読んでくれている
こと自体が「つながり」です。
誰かを信じること。頼ること。
それは、弱さではなく“勇気”です。
最後に…
絶望は、魂の夜明け前。
あなただけの人生の教科書には、
まだ空白のページがたくさん残っています。
どうか、今すぐに答えを出そうとせず、
「今を生きること」だけに
集中してみてください。
占いでも、心理学でも、
私が見てきたすべての人生が教えてくれました。
人は、絶望からでも必ず立ち上がれると。
あなたの心が、
今日少しでも軽くなりますように。
そしてまた、歩き出せますように。