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『通じる言葉と、通じない話』 ー猩々緋ー

通じる言葉と、通じない話

 

先日、お店に聴覚に障害がある方がいらした。

 

彼は、対応した占い師の言葉を携帯電話で文字に起こして、一生懸命に読む。

そして、一生懸命に話す。

占い師も、一生懸命に聞く。

そして、ゆっくり伝える。

 

そこには、行き違いもなく、スムーズに話題が展開していた。 感動した。

 

 

別の日、YouTubeで、日本のボーイズグループが海外でライブをしたときのMCを見た。

英語を一生懸命勉強している彼らが、

 

「もっと盛り上げたい……君たち、熱いよね!」

「君たちからエネルギーをもらった。ありがとう!」

「君たちのために曲を書くよ。君たちに僕のエネルギーを届けたい」

 

と、観客を見ながら、覚えた単語をつないで、自分の感情を伝えている。

 

準備した台本を読むのではなく、その場で一生懸命伝えようとしている。

だから、英語の聞き取りが未熟な私にも、不思議と伝わってくる。

 

 

ところが、日本語を普通に話している人同士でも、

「ちょっと何言ってるかわかんない」

ということがある。🤣

 

 

言葉が通じることと、話が通じることは別。

そして、言葉が通じなくても、話が通じることがある。

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